こんにちは、akaです!
「 会社とは何か? 」と聞かれたら、たいていの人が「 利益を得るための組織 」
と答えるのではないでしょうか。
今回はこの答えを否定するとても有名な方、【 ドラッカー 】の名言です。
「 企業の目的の定義は一つしかない。それは、” 顧客を創造すること ”である 」
そもそも会社とは政府やびょういん、学校などと同じ、社会を構成する組織の一種であり、社会や個人から必要とされるから存在している。つまり、組織は自分自身のために存在するのではなく、社会や個人のニーズにこたえるために存在している。決して営利自身が目的ではない。
しかし、いまだに利益の追求だけ目的としたビジネスはなくならない。そういった会社が、社会的、あるいは法的な制裁を受けているのは、利益が会社の全てではないからだ。ただ利益がいらないというわけではなく、会社にとって利益を出すことはとても重要で、利益がなければ会社は活動できません。
当然いくら優れた商品やサービスがあっても消費者が買ってくれなければビジネスとして成り立ちませんよね?
では自社の商品を買ってもらうにはどうしたらよいか?
ドラッカーは「 すでにあるニーズを満足させる商品、あるいはニーズそのものを生み出すような商品を提供することで、顧客に満足を与え続けることだ 」これが顧客の創造である、と言っています。
会社は社会の一員であり、「 社会のニーズを満足させる 」=「 顧客を創造する 」と言う事が会社の最も重要な存在意義なのでしょう。
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