MMA ブログ

MMA 関節技編(腕ひしぎ十字固め)

更新日:



こんにちは、akaです。

総合格闘技でもっともポピュラーな関節技の一つが腕ひしぎ十字固めです。

 

決まってしまうとほぼタップを奪うことができる技、それ故にとっても危険な業の一つとも言えます。

 

押さえ込んだ状態やマウントポジションから以外にもガードポジションからも仕掛けられるので不利な状況からの逆転も狙えます。

 

サイドポジションからの腕ひしぎ十字固め

 

  1. 押さえ込んだ状態(サイドポジション)から脇を差している腕を抱える
  2. 空いている手を床について相手を半身の体勢に持ち込む
  3. 腕を抱えたまま頭をまたぐ(ここで頭に座って膝を絞めて相手を押さえ込んでもよい)
  4. 抱えた腕を軸に、またいだ方の足を脇の下にもっていき両脚で腕を絞めて固定する
  5. 膝とかかとを使って相手の肩を固定し、相手が起き上がることを防ぐ
  6. 腕を抱えたまま体ごと倒れるイメージで腕を伸ばす(このときに伸ばした手の親指が上を向くようにする)

 

ガードポジションからの腕ひしぎ十字固め

 

  1. ガードポジションの状態から相手の右腕を両手で抑えしっかりと固定する
  2. 左足を相手の右側側頭部に当て、右足を相手の左肩後方に引っ掛ける
  3. 左足を相手の右側頭部に引っ掛けて、両足で腕を絞めつつ相手の肩をしっかりと固定する
  4. 相手の腕を密着したままお腹を突き出すイメージで腕を極める

マウントポジションからの腕ひしぎ十字固め

 

  1. マウントポジションから相手の左腕を狙う(総合の場合、顔やボディにパンチなどで相手の意識を散らすことで動きが読まれにくい)
  2. 上半身で押さえ込み、右手を床について左腕を左手で取る
  3. 相手を固定した状態で相手の左腕を軸に体をターンさせ自らの体勢をサイドに持ってくる
  4. 右足を相手の頭をまたぎ、両足で左腕を絞めて固定する
  5. 相手の左腕を両手でロックし腕を体に密着させ体ごと後ろに倒れながら腕を伸ばす

バックマウントの状態からの腕ひしぎ十字固め

 

  1. バックマウントの状態から相手の脇の下に右腕を差し入れる
  2. 両手で腕を抱え、膝を絞めて相手を固定する
  3. 膝を絞めたまま腕を引くと極まる
  4. 3の状態でタップしない場合は右手で相手の右足首を持って足をひきあげて回転させる
  5. 相手を半回転させた状態から腕を引くと完全に極まる

スタンドからの腕ひしぎ十字固め

 

  1. 相四つで組んだ状態から相手が奥襟、または首の辺りを掴んでいる方の腕を掴む(相手の腕の外側から肘の辺りを掴む)
  2. 1の状態から右足を相手の脇の下に当てるイメージで飛びつく
  3. そのまま倒れ込むと同時に左足は頭を刈るようにして相手を回転させ、両足で腕を絞めて上半身を固定する
  4. 腕を密着させて後ろに倒れると極まる

まとめ

 

大切なのは手の力だけで決めようとするのではなく足の力を存分に活かす事。足の「絞め」と「引っ掛け」を意識することで相手の自由と関節の可動域を奪い確実に決めることができます。

 

ピンチの時でも逆転出来る技なので積極的に狙っていきたいですね。ただとっても危険な技でもあるので練習の際は気をつけて行いましょう。

 

あと腕を引く際に相手の親指を上にすることも忘れずに。

 

スポンサードリンク

検索

スポンサードリンク

検索

-MMA, ブログ

Copyright© 赤インク.jp , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.