93年にアメリカで開催された一回目のUFCでホイス・グレイシーが優勝して以降、関節技や絞め技が注目されるようになりました。
一時は打撃よりもサブミッションが有効とされていましたが、最近はグラウンドでの打撃が進化してスタンドでの打撃以上に効果的であると言われています。
今回はグラウンドでのパウンドテクニックについて紹介します。
ガードポジションからのパウンド
この形は試合でもよくあるシチュエーションですね。
この動画では相手もガードポジションを取っているので相手の反撃に備えたパウンドの仕方を紹介しています。
猪木・アリ状態から相手の足を払いのけてパウンド
一人が立った状態で、相手が寝ている、または脚を相手につきだして座ったまま膠着している状態を「猪木アリ状態」といいます。
一見、立っている選手が有利に見えますが(実際立っているほうが有利ですが)寝技が得意な選手だと足を使って転ばせて寝技に持ち込んだり、下から顔面を蹴り上げてきたりと油断はできません。
ここでは下になった相手に対しプレッシャーをかけながらの攻撃を紹介してます。
ガードポジションやマウントポジション、相手を押さえ込んだ状態からの鉄槌やフック
先にも紹介したガードポジションからの攻撃にさらに相手を押さえ込み自由を奪ってからの打撃を紹介しています。
うまく体や手を使って有利な体勢に持ち込むことでより効果的に打撃を加えることができます。
まとめ
試合でもヒョードルや山本“KID”徳郁のような上から叩きつけるパンチ、カッコいいですよね。
グラウンドでの攻防って一見地味に見えますが、ただ上から殴っているように見えて様々なテクニックを使っているのがお判りいただけたと思います。
これらのテクニックを知ってから総合の試合を見るといつもと違う視点から見れて面白いんではないでしょうか。