こんにちは、akaです。
私、趣味で総合格闘技(Mixed Martial Arts 略して MMA) をやってます。
格闘技と聞くと 「 恐い 」 とか 「痛い」とか 「危険なんじゃないか」ってイメージを持たれると思いますよね?(確かに全て当てはまるんですが・・・)
私も始めは興味本位とダイエット目的で始めた格闘技ですが、仕事などで行き詰ったりストレスを抱えたときにはとてもいい気分転換になります。
全身の筋肉を使うので格闘家のようなカッコイイ体型にもなれますよ。
今回は素人ながら格闘技オタクとして持てる知識を総動員して書いていきたいと思います!
総合格闘技(MMA) の構え
まずは構えですが構えは競技によって変わります。
レスリングの場合、組み合いやタックルに入ったり、相手のタックルにすばやく反応するために重心を低く構えるクラウチング・スタイル
逆にキックボクシングはアップライトと呼ばれる状態を起こした構え。これはパンチのほかにキックを繰り出したり、相手の蹴りをカット(ガード)しやすくなります。
ボクシングはキックが無いためキックボクシングより低い構えになりますね。
総合格闘技における構えはボクシングとキックボクシングの中間くらいのイメージで構えると良いでしょう。
相手のファイトスタイルにもよりますが打撃の攻防やタックル、組み技にも対応できる構えを求めると、この高さのスタンスが理想的といえます。
- 足を肩幅で開き左足を半歩前に右足は半歩後に(このとき後ろ足は45度外側に向ける)
- 膝を軽く曲げて重心を軽く落とす
- 肩の力を抜き両脇を閉めて拳をあごの前辺りで構える
- あごを引いて上目使いで相手を見るイメージで
※上記はオーソドックスの場合です。サウスポーの場合は逆になります。
ジャブ
ボクシングなどでよく使われるパンチが「ジャブ」です。
構えによって変わりますが、基本的には拳を構えたときに前に来る方の手で打つパンチで
相手との距離感、間合いを計ったりフェイントやプレッシャーを与えたり、
時には前に出てくる相手に対してカウンターとして使ったり色んなシチュエーションで使われます。
ジャブは他のパンチに比べてパンチのスピードが速く、上手い人だとノーモーションからいきなりパンチが飛んでくるため反応するのがとても難しく、相手も警戒するのでその後のフェイントやコンビネーションが決まりやすくなります。
速いジャブ、強いジャブ、連打のジャブなど色んなジャブを使いこなして相手の隙を突いて強力なストレートやフックを当てましょう!
- 基本の姿勢
- ステップインと同時に前に構えたほうの手をまっすぐ打ち抜く
- 2のとき当たる瞬間に拳を握るイメージで
- 出した拳は素早く引いて基本の姿勢に戻す
ステップインは相手との距離もあると思いますが上半身の軸がぶれない程度の踏み込みが良いでしょう。
2の時も肩をいれるイメージでパンチを出すとパンチの威力や距離が伸びます。
後に構えたほうの拳はしっかりと顎をガードしておくことで顎を守りつつ前手を引くと同時にストレートも打てるので意識しておきましょう。
ストレート
ストレートは、自分の利き腕を真っ直ぐに打ち出し、相手の顔面またはボディを狙うパンチです。
ジャブと違ってリーチも長く相手に与えるダメージも大きいので、相手にプレッシャーを与えたりフィニッシュブローやカウンターとして有効です。
しかしモーションが大きくなりやすいため、あまり多用すると動きを読まれたりカウンターをもらいやすくなるのでジャブや他の打撃と組み合わせたりすると良いでしょう。
- 基本の姿勢
- 脇をしめた状態から腰を回すと同時に後足の踵を回転させ、体の軸を使って肩を前に出すイメージで構えた拳を真っ直ぐに打ち抜く
- 2のとき当たる瞬間に拳を握るイメージで
- 出した拳は素早く引いて基本の姿勢に戻す
腕だけでなく、上半身と下半身を連動させることで力が伝わって強力なストレートが打てます。
この時も前に構えた拳であごをガードして、ステップインからのストレートの場合も上半身の軸がぶれない様に気をつけましょう。
まとめ
今回は基本のパンチを紹介しました。
他にもフックやアッパーといった打撃もありますが、MMAの場合ジャブとストレートがメインになってくると思います。
タックルや組み技を狙うにしても打撃の攻防は必然になってくるので是非参考にしてみてください。